Mac用 QaLL

マルチタスクを一括管理！　ワンクリックで起動中のアプリ全てを終了・復帰させられるアプリ

QaLL（キューオール）は、起動中のアプリを一気に終了・復帰させることができるツールです。バックグラウンドで多数のアプリが動きMacの動作がもたつく場合のほか、ちょっと息抜きにゲームをした後で作業を再開したい、などというときにも便利です。

QaLLの使い方は至ってシンプルです。インストールしてドックに追加されたアイコンをクリックし、QaLLの実行画面で「終了する」を選びます。すると、バックグラウンドのアプリケーションが全て終了し、代わりにデスクトップ上にQaLLのスイッチ型アイコン(Launchボタン)が表れます。アプリケーションを復帰させたい時はこのアイコンをクリックすれば簡単に再起動します。現在QaLLが動作していることが視覚的にも分かりやすく、復帰させる場合も直感的に操作できます。

QaLLは終了させないアプリを指定できるので、ゲーム中でもメールだけはチェックしたい、などというときに役立ちます。その際は「設定」からアプリケーション指定用のウインドウを開き、右クリックで追加したいアプリを指定します。また、「終了のみ」をチェックすると、Launchボタンは表示されず、QaLLを含め全てのアプリが終了した状態になるので、一刻も早くアプリを終了させてMac自体をシャットダウンしたい、という時にはおすすめです。

QaLLはアプリケーションの再起動も管理できますが、書きかけの書類などは自動保存されないため、あらかじめ保存しておく必要があります。また、再起動した際は最小化していたウインドウも全て大きく表示されるので、ひとときデスクトップが混乱するかもしれません。そのほかMac向けアプリには、Macをタイマー設定して自動でシャットダウンできるSleepyTimerなどがありますので、併せて使えばシャットダウンの手間が軽減されるでしょう。

QaLLはワンクリックで起動中のソフトを一気に終了・復帰させることができるアプリです。複数のアプリを同時に起動させるヘビーユーザーはもちろん、仕事中に作業画面を整理してから一息入れたいという時にもぴったりのツールです。